【トヨタ オーリス 新型発売】面作りとタイヤの踏ん張り

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トヨタ・オーリス RS
トヨタ・オーリス RS"Sパッケージ" 全 6 枚 拡大写真

トヨタ本社案にEDスクエア(欧州デザイン拠点)のアイデアを盛り込み仕上げられたという新型『オーリス』のエクステリアデザイン。全高を55mm下げ「スマートダイナミズム」をテーマに掲げたのは、走りに定評のある欧州Cセグメントの競合車を意識してのことだった。

【画像全6枚】

さらに“隠し技”として、ホイールアーチのフランジ(折り返し部分)形状を、従来の「L型」から「J型」に変更した。「折り返し部を薄くしタイヤをより外側に出すことで、踏ん張り感を強調する」(トヨタ自動車デザイン本部 大石悦也氏)のが狙いだ。また、後輪ホイールアーチを縁取る面も、均一ではなく車両前方側が内側に向かって傾けられている。この微妙なチューニングが、クルマを斜め前方から眺めた際にタイヤの存在感をより際立たせ、タイヤをより踏ん張らせて見せている。

ボディ面ではショルダー部に走る2本のキャラクターラインが削ぎ落とした面を作り、ボディ側面に表情を与えている。この幅の細い面はテールランプへと繋がり、一体感を出している。このように、新型オーリスのエクステリアでは、“面作り”には従来以上のこだわりが。「一般に面質を表現するのが難しいとされる赤いボディ色でも、このクルマは十分に表情が出せた」(大石氏)と自信を見せる。

ほかにも、バンパー開口部も通常なら黒い樹脂の素地色にままで済ますが、実は塗装が施された。気付きにくいが、見た目の上質感に貢献している。

《島崎七生人》

島崎七生人

島崎七生人|AJAJ会員/モータージャーナリスト 1958年・東京生まれ。大学卒業後、編集制作会社に9年余勤務。雑誌・単行本の編集/執筆/撮影を経験後、1991年よりフリーランスとして活動を開始。以来自動車専門誌ほか、ウェブなどで執筆活動を展開、現在に至る。便宜上ジャーナリストを名乗るも、一般ユーザーの視点でクルマと接し、レポートするスタンスをとっている。

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