2012年上半期の出会い系サイト、検挙件数は448件・被害児童は124人

自動車 ニューモデル 新型車
出会い系サイトおよびコミュニティサイトに起因する被害児童数などの対比
出会い系サイトおよびコミュニティサイトに起因する被害児童数などの対比 全 3 枚 拡大写真

 警察庁は13日、「2012年上半期の出会い系サイト等に起因する事犯の現状と対策について」と題するデータを公表した。

 それによると、出会い系サイトに起因する事犯の検挙件数は448件で、前年同期比よりマイナス49件、マイナス9.9%となった。犯罪被害に遭った児童は124人で前年同期比マイナス9人、マイナス6.8%。被害の多い罪種は、「児童買春」が74人(全体の59.7%)だった。

 一方、コミュニティサイトに起因して児童が犯罪被害に遭った事犯の検挙件数は599件で、こちらも前年同期比マイナス127件、マイナス17.5%と減少傾向を示した。犯罪被害に遭った児童は509人で、前年同期比マイナス37人、マイナス6.8%。被害の多い罪種は、「青少年保護育成条例違反」が273人(全体の53.6%)だった。

 出会い系サイトに起因して犯罪被害に遭った児童で15歳以下は48人で全体の38.7%、コミュニティサイトに起因して犯罪被害に遭った児童で15歳以下は255人で全体の50.1%だった。

 出会い系サイトにおける禁止誘引違反者の検挙や無届サイトの取締り等により、出会い系サイトに起因して犯罪被害に遭った児童数は、長期的に見て減少傾向にある。一方コミュニティサイトは2010年まで増加の一途を辿っていたが、事業者等に対するミニメール内容確認の推進や実効性のあるゾーニングの促進等により、2011年初めて減少に転じており、今期も引き続き減少した。

《冨岡晶@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 公道を走れるレーシングカーに熱視線! SNSでは「激アツ」「カップホルダーあって草」と話題に
  5. 【BYD シーライオン7 新型試乗】全幅1925mmの堂々サイズも「心配無用」、快適性はまさに至れり尽くせり…島崎七生人
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る