ホンダ大山専務、2輪車の世界生産は調整局面

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダ 大山龍寛専務(参考画像)
ホンダ 大山龍寛専務(参考画像) 全 3 枚 拡大写真

ホンダの大山龍寛専務(2輪事業本部長)は9月19日の記者会見で、世界の2輪車メーカーによる2012年の総生産は「前年並みか、前年より多少減少するだろう」との見通しを示した。

同日、日本自動車工業会が東京で開いた2輪メーカー4社による共同会見で述べた。自工会のまとめによると、11年の2輪世界生産は前年比7%増の6345万台となり、初めて6000万台を突破している。このうち、日本4社の生産は44%を占めた。

自工会の2輪車特別委員会副委員長を兼ねる大山専務は、今年の需要動向について「インドネシアのローン規制や、ここ2~3か月のインドの鈍化などにより、年半ばになって調整局面にある」と指摘。このため、年間ではほぼ前年レベルにとどまると予測した。

一方で、大山専務は「調整局面後には回復の足取りは強くなるだろう。世界的にはまだまだ拡大の勢いはある」とも述べ、世界レベルでの2輪需要の先行きに手ごたえを表明した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ゴツすぎる…だが、それでいい!」日産のハイパワーSUV『パトロールNISMO』発表に、日本導入にも期待の声
  2. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  3. 新型ランチア『イプシロンHF』発表、280馬力EVで0-100km/hは加速5.6秒
  4. メルセデスベンツ『ウニモグ』、低床仕様登場…荷台高1200mm以下で作業効率向上
  5. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る