フィアットCEO、「イタリア工場は閉鎖せず」…伊紙

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欧州での販売不振が深刻化し、リストラの噂が出ているイタリアの自動車大手、フィアット。同社のCEOが、イタリア国内の全ての工場を閉鎖しない方針を示した。

これは9月17日、イタリアの有力紙、『La Repubblica』(レプブリカ)が報じたもの。同メディアのインタビューに応じたフィアットのセルジオ・マルキオンネCEOは、「イタリア国内の6工場を閉鎖する考えはない」と述べ、今後も操業を維持すると宣言したのだ。

フィアットグループ(ランチアやアルファロメオを含む)の欧州新車販売は、7月の6位から、8月は8位へと後退。その販売台数は3万7687台で、前年同月比は17.7%減と、15か月連続で前年実績を下回る。

ブランド別では、アルファロメオが31.5%減の4064台と、13か月連続で減少。ランチア(クライスラーを含む)は24.8%減の3712台と、2か月連続のマイナス。主力のフィアットブランドは、15.4%減の2万7991台と不振が続く。

フィアットは2012年8月、イタリア国内の新規投資計画を一時凍結すると発表。「経済危機や欧州の新車市場の厳しい状況を考慮すると、将来の投資計画を示すことは当面、困難になった」と説明していた。

《森脇稔》

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