伊藤忠商事子会社、ベトナムでホンダのバイクユーザー会員向け保険サービスを開始

自動車 ビジネス 海外マーケット
Wave110i AT(ベトナム)
Wave110i AT(ベトナム) 全 2 枚 拡大写真

伊藤忠商事の子会社で保険ブローカー事業を手がけるタイ・Siam Cosmos Services社(Siam Cosmos)は、ベトナムに100%出資の事務代行会社兼保険代理店「Cosmos Services」を設立し、ホンダ・ベトナム社のバイクユーザー向けに保険を含む会員サービス事業を開始する。なお、ベトナムでバイクユーザー向けに会員サービスが提供されるのは今回が初となる。

Siam Cosmosはタイにおいて2000年より、バイクや家電購入者向けに盗難保険や延長保証サービスの提供といった消費者向け保険サービスを展開。近年ではタイの経済成長に伴う購買力の拡大により、順調に契約件数を伸ばし、累積契約数は約200万件、年間約30万件の申込みを獲得するに至っている。

今回、伊藤忠商事はタイで培ったノウハウを、経済成長による消費力の伸長著しい東南アジアで横展開すべく、ホンダ・ベトナムと協力してベトナムで事業展開する。まずはプレミアムスクーター向けにサービスを開始し、順次対象車種・エリアを拡大していく。

ベトナムは世界有数のバイク大国で、年間300万台強が新車として販売されており、ホンダ・ベトナムはシェア60%強を占める最大手。新サービスは同社のバイクユーザーを会員組織化し、バイクの盗難保険等を含む特典を提供するもので、同社がベトナム全土に有する600以上の正規販売店で、新車購入時やオイル交換等のメンテナンス時に会員を募集する。

なお、保険の引受けはベトナム最大の国営企業であるペトロベトナムのグループ会社で、地場最大手の一角であるPVI Insurance Companyが行う。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る