米国の自動車最大手、GMの高級車ブランド、ビュイックとGMC。両ブランドが、新型車攻勢に出ることが分かった。
これは9月20日、GMが明らかにしたもの。今後1年間に、米国市場へビュイックとGMCの新型車を、合計9モデル投入するとアナウンスしたのだ。
この9モデルは、フルモデルチェンジ車と大幅改良車を合せた車種数。それでも両ブランドにとっては、異例の新型車ラッシュとなる。
この9モデルのうち、ビュイックブランドでは、セダンの『リーガル』と『ラクロス』、SUVの『アンクレイブ』と『アンコール』の4車種を計画。GMCブランドでは、大型SUVの『ユーコン』『ユーコンXL』、大型ピックアップトラックの『シエラ』『シエラHD』、中型クロスオーバーの『アカディア』の5車種がスタンバイしている。
ビュイックとGMCブランド担当のブライアン・スイーニーGM副社長は、「より多くの新車を売るだけでなく、ショールームに新たな顧客を呼び込むのが狙い」とコメントしている。