BMW、ドア内蔵赤外線ヒーターを開発へ…EVの暖房に

エコカー EV
BMWのドア内蔵赤外線ヒーターのイメージ
BMWのドア内蔵赤外線ヒーターのイメージ 全 1 枚 拡大写真

エンジン搭載車と異なり、冬期の暖房効率に難点があるEV。BMWグループが、この問題に対する画期的な解決策を提示した。

これは9月13日、BMWグループがドイツで開催した「イノベーションデイ2012」において披露した新技術のアイデアのひとつ。ドアの内部に、赤外線ヒーターを内蔵するというアイデアだ。

このシステムでは、ファンを回して暖気を室内に送り込む必要がない。BMWによると、スイッチを押して1分後には、ドア側から乗員を直接温めるという優れた暖房効率を発揮し、ファンの作動音がないため、室内の静粛性も保たれるという。

BMWグループは、このドア内蔵赤外線ヒーターを、とくに冬期の暖房効率に難点があるEVに有効な技術と位置づけ。EVのエネルギー消費を減らすアイデアとして、実用化に向けた研究開発を進める方針だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『IS』改良新型、表情一新…2026年発売へ
  2. ルノー『ルーテシア』新型、新デザインで大胆チェンジ…IAAモビリティ2025
  3. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  4. ダイビングで拾ったゴミとMITSUBISHIトライトンで見つけた新しい相棒関係PR
  5. 3M、カーラッピングに塗装保護機能の新フィルム発売…ドライ施工で作業時間半減
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る