ランクセス、米国で初の高性能プラスチック製造プラントを稼動開始…軽量車両の需要増に対応

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ランクセス、米国に建設した新プラントの記念式典
ランクセス、米国に建設した新プラントの記念式典 全 2 枚 拡大写真

ドイツの特殊化学品メーカー、ランクセスは、米国で初の高性能プラスチック製造プラントを開設。ノースカロライナ州に新設する同プラントにより、高水準の軽量化プラスチックに対する需要増への対応を図る。

2000万米ドル(約15億6000万円)を投じた同プラントは、年間2万トンの初期製造能力を備え、現地で45人の新規雇用を創出した。新コンパウンド工場では、顧客のニーズにあわせて、同社の高性能プラスチック「デュレタン」と「ポカン」を製造する。両製品は、自動車部品、オイルパン、クーラントパイプ、バッテリーハウジング、ステアリングロッド、ペダル、ペダルブラケットといった多様な部品に使用されている。

同社では、自動車の金属部品の代わりとなる、軽量プラスチック部品を供給することで、燃費および排ガスの低減に貢献していきたいとしている。

《纐纈敏也@DAYS》

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