ホンダの高級車ブランド、アキュラの最上級サルーン、『RLX』。同車の量産バージョンが、11月に米国で開催されるロサンゼルスモーターショー12でデビューすることが決定した。
これは9月21日、東京本社で記者会見したホンダの伊東孝紳社長が明らかにしたもの。アキュラRLXの市販版を11月28日、ロサンゼルスモーターショー12で初公開すると宣言したのだ。
アキュラは2012年4月、ニューヨークモーターショー12に、『RLXコンセプト』を出品。米国では、現行のアキュラ『RL』(日本名:ホンダ『レジェンド』)の後継車を示唆したコンセプトカーだった。
このRLXコンセプトがほぼそのまま、RLXとして11月のロサンゼルスモーターショー12でデビューする見込み。ホンダは、「アキュラならではの内外装や安全・環境性能の最新技術も備えたラグジュアリー・フラッグシップセダン」と説明する。
現時点でホンダが、アキュラRLXに関して開示している情報は少ない。ハイブリッドを設定すること、高いハンドリング性能を実現する世界初の新技術、「プレシジョン・オール・ホイール・ステア」を搭載することが公表されている。