日本電産、商業用モータ会社と産業用オートメーション会社を買収

自動車 ビジネス 企業動向

日本電産は、米国商業用モータ会社のキネテック・グループと米国産業用オートメーション事業会社のアブトロン・インダストリアル・オートメーションそれぞれの全株式を取得して買収すると発表した。

両社の株主のファンド2社からそれぞれ株式を取得することで合意した。

日本電産の商業用、産業用モータ事業は、2010年9月に買収した元エマソンのモーター&コントロールズ事業(現・Nidecモーター)を中心に重点事業領域として強化、拡大してきた。今回の2社買収は、日本電産の商業用・産業用モータ事業の強化策の一環。

今年5月に買収を発表したアンサルド・インダストリアルと今回買収を決めた2社を加えた結果、日本電産の家電・商業・産業事業の売上高は2011年度の1242億円から2013年度には2300億円に拡大する見通し。

今回の2社買収で日本電産の商業用・産業用モータ事業の強化策の第一ステップ「成長基盤を固める」は完了、買収企業間のシナジー効果の実現と収益向上に注力していくとしている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』をオリジナルアルミボディでカスタム、「R356」がふるさと納税の返礼品に…三重県明和町
  2. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  3. ランクル最小モデル登場!トヨタ『ランドクルーザーFJ』世界初公開、日本発売は2026年央頃に
  4. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る