【トヨタ 環境技術発表】内山田副会長、HVの特許切れは16年以降

エコカー ハイブリッド
トヨタ自動車・内山田竹志副会長(右)
トヨタ自動車・内山田竹志副会長(右) 全 4 枚 拡大写真

トヨタ自動車の内山田竹志副会長は9月24日に東京で開いた環境技術発表の記者会見で、同社のハイブリッド車(HV)に関する特許について「最初の特許群の期限が切れるのは2016年以降になると認識している」と述べた。

最近、同社のHV関連特許が13年から順次、期限を迎えるとの一部の新聞報道を否定した。トヨタは1997年に内山田氏が開発主査として初代『プリウス』を発売しており、その前年に取得した特許は16年で20年を経過する。

内山田副会長は「基本的に当社のシステムでのHVの特許はまだ、心配していない」とし、初代プリウスが発売された後も「新しい特許を多く取得している」と語った。

一方で、同社のHV技術についてはマツダや米フォードモーターなどと共同開発を進めているように「独占することはない。(開発工数など)物理的に協力できるものはやっていきたい」と述べた。今年は独BMWとも電動技術などでの協力関係構築に合意している。ただ、BMWとの間では「HVについては、まだ決まっていない」と、明らかにした。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  3. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る