ルノー日産とインド バジャジ、超低価格車の共同開発プロジェクトを棚上げ

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バジャジ RE60(デリーモーターショー12)
バジャジ RE60(デリーモーターショー12) 全 3 枚 拡大写真

ルノー日産と、インドの二輪大手で世界最大の三輪車メーカー、バジャジオートが進めていた新興国向け超低価格車の共同開発プロジェクト。このプロジェクトが打ち切られたようだ。

これは9月25日、日産自動車の長谷川亨アフリカ・中近東・インド担当執行役員が、記者団に明らかにしたもの。同執行役員は、「もはやルノー日産とバジャジオートの間に、具体的なプログラムは存在しない。小型車の共同開発プロジェクトは、棚上げされたということだ」と述べたのだ。

ルノー日産とバジャジオートは2009年11月、インドなどの新興国向けの四輪車を共同開発することで合意。2010年7月には、これを一歩進め、製造と販売の両面で両社が協力していく取り決めが交わされた。

しかし、バジャジオートは2012年1月、デリーモーターショー12(デリーオートエキスポ2012)において、『RE60』を発表。ルノー日産が関与していない超低価格車を独自開発したことから、ルノー日産との関係が悪化していた。

《森脇稔》

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