トヨタ、米アラバマ工場の拡張工事を開始…V6エンジン増産へ

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ・米アラバマ工場
トヨタ・米アラバマ工場 全 2 枚 拡大写真

トヨタ自動車は9月25日、米国アラバマ州のエンジン工場、TMMA(トヨタ・モーター・マニュファクチャリング・アラバマ)において拡張工事の起工式を実施した。2014年3月からV6ガソリンエンジンを増産する。

同工場では現在、直列4気筒エンジンをはじめ、V6、V8エンジンを生産し、トヨタの北米向け12車種に搭載。この中で、V6ガソリンエンジンには需要増が見込まれることから、増産に乗り出す。

アラバマ工場の拡張に、トヨタは8000万ドル(約62億円)を投資。拡張工事が完了すれば、年間21万6000基のエンジン増産が可能となり、年間生産能力は36万2000基に。これに合わせて、125名の新規雇用も創出する。

同工場は2003年4月、V8ガソリンエンジンの生産をスタート。2005年5月には、V6ガソリンエンジンの組み立ても開始された。2011年9月には、直列4気筒ガソリンエンジンを追加。2012年3月には、累計生産ユニット数が200万基に到達していた。

TMMAのジム・ボルト社長は、「我々はより多くのエンジンを現地生産するというトヨタの理念において、重要な役割を果たす」と語っている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  4. ホンダ『レブル』1万2000台以上をリコール…最悪の場合、エンストして再起動できない
  5. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る