IHI、3600kW移動電源車を福島第二原子力発電所などに納入

自動車 ビジネス 企業動向
3600kW移動電源車
3600kW移動電源車 全 3 枚 拡大写真

IHIジェットサービス(IJS)は、東京電力柏崎刈羽原子力発電所および福島第二原子力発電所向けに3600kW移動電源車を納入した。

同電源車は、ロールスロイス製航空機転用型ガスタービンを25トントラックに搭載。同じく15トントラックに制御装置、バッテリー、燃料タンク等を搭載する2台1組の構成となっており、コンパクトで大容量かつ機動性に富んだ発電システムとなっている。

発電能力は、車載型としては国内最大となる3600kWで、大型トラック免許で一般道の走行も可能。また、航空機転用型の一軸式ガスタービンを搭載し、原子炉冷却用の大容量ポンプの電動機を直接駆動することができるなど、応答性に優れており、原子力発電所のバックアップ電源に適している。

IJSでは今後、国内原子力発電所向けだけでなく、通信会社・燃料会社などにも非常用電源として移動電源車を拡販し、さらなる事業の拡大を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る