【パリモーターショー12】ヒュンダイ、燃料電池車を欧州でリース販売…2012年内に

自動車 ニューモデル モーターショー
ヒュンダイ ix35 Fuel Cell(パリモーターショー12)
ヒュンダイ ix35 Fuel Cell(パリモーターショー12) 全 4 枚 拡大写真

韓国ヒュンダイモーターは9月27日、フランスで開幕したパリモーターショー12において、燃料電池車を2012年末までに、欧州市場でリース販売すると発表した。燃料電池車を量産し、市場に投入する最初のグローバル自動車メーカーになるという。

同社の燃料電池車は、『ix35 Fuel Cell』と命名。SUVの『ix35』(北米名:『ツーソン』)をベースに開発された。ix35はヒュンダイのCセグメント主力コンパクトカー、『i30』に次いで、欧州で売れているヒュンダイ車だ。

ix35 Fuel Cellは、出力100kWの燃料電池スタックを搭載。二次電池は蓄電容量24kWhのリチウムポリマーバッテリー。2つの水素タンクには、700バールの圧力で水素を貯蔵する。

最大航続距離は588km。0-100km/h加速は12.5秒、最高速は160km/hの性能を備える。ヒュンダイによると、加速性能はガソリンエンジン車と同等だという。

ヒュンダイは年内に欧州において、ix35 Fuel Cellの官公庁や企業向けリース販売をスタート。2015年までに、一般ユーザーへの販売を開始する計画だ。2015年までに全世界向けに1万台の生産目標を掲げ、欧州では1000台の販売を目指している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る