ホンダ、停電時対応の新機種でガスコージェネを増販

自動車 ビジネス 国内マーケット
家庭用ガスエンジンコージェネレーション「エコウィルプラス」
家庭用ガスエンジンコージェネレーション「エコウィルプラス」 全 11 枚 拡大写真

ホンダは10月2日に本社で、停電時にも運転できる家庭用ガスエンジンコージェネレーション「エコウィルプラス」の技術説明会を開いた。災害時対応の機能を備えることで、従来の販売実績に上乗せを図っていく方針だ。

【画像全11枚】

ホンダは「エコロジカルな家産・家消」を掲げ、コージェネや太陽光発電シテムなどを汎用事業部門のひとつの柱と位置付けている。ガスエンジンコージェネは、専門メーカーの給湯システムと合体させてエコウィルとし、2003年に事業参入した。

新たに開発したエコウィルプラスは、停電しても自立運転によって最大980wの電力供給のほか、給湯などができるようにした。停電時は、給湯ユニットの電源プラグを通常時のコンセントから引きぬいて「停電時コンセント」につなぎ、発電ユニットにあるヒモを引っ張って手動でエンジンを起動させる。

11月からガス事業者を通じて発売する。本田技術研究所の開発責任者である戸川一宏氏は、「販売を担当するガス事業者さんから機能が評価されており、従来機種の販売に上乗せしたい」と、意欲を示した。ホンダはこれまでの約10年で、累計12万戸のエコウィルを販売している。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【マツダ CX-5 新型】反対を押し切った「一本のプレスライン」が生み出す妙、「原点回帰」めざしたデザインとは
  2. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…光軸が保安基準を満たさない
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. サーキットも通勤路も楽しくなる! スポーツタイヤの“リニアな気持ち良さ”を体感せよ~カスタムHOW TO~
  5. 「4気筒1000ccツアラーは神」ホンダの新型スポーツツアラー『CB1000GT』初公開に、「ほぼパーフェクト」など絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る