メルセデスAMG移籍のハミルトン、特別扱いは望まず

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ルイス・ハミルトン(マクラーレン)
ルイス・ハミルトン(マクラーレン) 全 2 枚 拡大写真

メルセデスAMG代表ロス・ブラウンは、来季のチーム体制がルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグの完全な同等条件となることと、そもそもハミルトンの側から優遇の要求がなかったと語った。

先週、来季からのメルセデスAMG移籍を発表したハミルトンは、5年間ドライブしたマクラーレンを離れる理由として『新たなチャレンジへの渇望』を挙げた。ハミルトン獲得にあたっては長期の交渉があったが、ブラウンはハミルトンからはこの間一切特別扱いの要求は出ていないと言う。

「ルイスは一切、優遇条件を要求していない。それを要求しないことが彼のプライドなのだろう。同じチームの中で彼が求めるのは、チームメイトとの平等な扱いであり、この点はわれわれの方針と一致している」

「この部分の交渉は簡単に片付いたが、チームが困惑するような条件を持ち出すでもなく、淡々とした彼の態度にはこちらも大いに感じ入った。ルイスが持ち出さない以上、込み入った話し合いにもならないわけだ。仮に要求されていたとしても、われわれは受け入れなかっただろう」

ハミルトンは直ちにチームと融和し、チームは彼のベストを引き出すことができるだろうとブラウンは語る。

「マクラーレンでルイスが至れり尽くせりの厚遇を受けていたことは間違いないだろう。実際彼がチームに来るまでは何がどうなるかは予想し難いが、われわれの仕事の進め方とルイスの考え方とは同じ方向を向いているように思う。私個人だけでなく、チームの全員がハミルトンとしっかりとかみ合い強力なチームが出来上がるだろう」

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る