GSユアサ、東武鉄道に回生電力貯蔵装置を納入…省エネにも有効

自動車 ビジネス 企業動向
リチウム電池モジュール「LIM30H-8A」
リチウム電池モジュール「LIM30H-8A」 全 3 枚 拡大写真

GSユアサは東武鉄道に1800kW出力(360kW×5ユニット)の回生電力貯蔵装置「E3ソリューションシステム」を納入した。

E3ソリューションシステムは、コンバータとリチウムイオン電池を1ユニットとして構成、5ユニットを並列接続して最大1800kW(ユニット当たり360kW)の電力を吸収・放出する。

同システムは、東武東上線の上福岡駅構内にある上福岡き電区分所に設置、7月に運用を開始した。電車の制動時に発生する回生電力をリチウムイオン電池に貯蔵し、電車の加速時に貯蔵した電力を供給することで電力を有効活用し、架線電圧を安定化させる。

回生電力の有効活用による架線電圧の安定化は、電車の安全運行の確保を実現するとともに、電車使用電力量の削減による省エネルギー対策に有効な手段となる。東武鉄道は、新型車両導入や、ダイヤ変更によるピーク時の負荷増加への対応として、同システムを導入した。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 宮崎「シーガイア」にサーキットがオープン! セグウェイの「電動ゴーカート」を日本初導入
  3. ホンダ『ヴェゼル』の「RS」グレードを先取り!? インドネシアで新型『HR-V』発売
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る