GSユアサ、東武鉄道に回生電力貯蔵装置を納入…省エネにも有効

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リチウム電池モジュール「LIM30H-8A」
リチウム電池モジュール「LIM30H-8A」 全 3 枚 拡大写真

GSユアサは東武鉄道に1800kW出力(360kW×5ユニット)の回生電力貯蔵装置「E3ソリューションシステム」を納入した。

E3ソリューションシステムは、コンバータとリチウムイオン電池を1ユニットとして構成、5ユニットを並列接続して最大1800kW(ユニット当たり360kW)の電力を吸収・放出する。

同システムは、東武東上線の上福岡駅構内にある上福岡き電区分所に設置、7月に運用を開始した。電車の制動時に発生する回生電力をリチウムイオン電池に貯蔵し、電車の加速時に貯蔵した電力を供給することで電力を有効活用し、架線電圧を安定化させる。

回生電力の有効活用による架線電圧の安定化は、電車の安全運行の確保を実現するとともに、電車使用電力量の削減による省エネルギー対策に有効な手段となる。東武鉄道は、新型車両導入や、ダイヤ変更によるピーク時の負荷増加への対応として、同システムを導入した。

《纐纈敏也@DAYS》

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