9月のマツダ中国新車販売、35%の大幅減…尖閣問題の影響か

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マツダ3(日本名:アクセラ)
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マツダの中国現地法人は10月4日、9月の中国における新車販売の結果を公表した。総販売台数は1万3258台。前年同月比は、8月の6%減に対して大きく落ち込む35%減で、6か月連続で前年実績を下回った。

マツダの中国合弁には、第一汽車との合弁の一汽マツダと、長安汽車&フォードモーターとの合弁の長安フォードマツダの2社がある。

2012年1‐9月実績で見ると、一汽マツダが前年同期比13%減の8万7325台。一方、長安フォードマツダのマツダ分は、7%増の6万0791台とプラスを維持した。これは、主力車種の『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)が支持されたのが大きい。

マツダの2012年1‐9月中国新車販売は、前年同期比6%減の14万8116台。4月以降、6か月連続の落ち込みが響いた形だ。

中国では9月中旬、日本政府が尖閣諸島を国有化したことに対する反発から大規模なデモが発生。マツダは明らかにしていないが、9月の35%の大幅な落ち込みは、尖閣問題の影響もあったと見られる。

《森脇稔》

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