クラリオンは、CEATEC 12において、現状iPhone向けにのみ提供しているテレマティクスサービス「Smart Access」のAndroid端末対応版を参考出品。Smart Accessは、カーナビをクラウド上のエンターテインメント情報やドライブ関連情報などに接続できるというもの。
Smart Accessはいわゆるアプリランチャーで、Android版は機能的にiPhone版とほぼ同様。ナビゲーションは「Googleマップナビ」で、TwitterやFacebookとの連携を可能にするソーシャルメディア連携アプリやニュース読み上げアプリ、天気予報アプリ、インターネットラジオの「TuneIn」などに対応。今回出展したSmart Accessには音声認識の「VL4Car」も含まれていたが、日本語には未対応とのこと。クラリオンとしては「車載機の価格に上乗せすることでモデルライフを通じてサービスを提供していく」(AV/NAVI商品企画グループの清水健良氏)と説明する。
ブースではスマートフォンコントロールモニター「Next GATE」とスマートフォンを接続して操作するデモンストレーションをおこなった。クラリオンでは、2013年にもAndroid端末対応版を正式リリースする予定という。