BMW i8デザイナー「世界で最も進化したスポーツカー」

自動車 ビジネス 国内マーケット
BMW i8
BMW i8 全 30 枚 拡大写真

BMWは2012年に、新しいサブブランド「i」シリーズのプロモーションを展開する「BMW i. BORN ELECTRIC TOUR.」を世界の大都市で開催している。10月5日、同ツアーのイベントが、六本木ヒルズ52階「東京シティビュー」にて開かれた。

iシリーズを披露するプレゼンテーションで、BMW i セールス&マーケティング・ディレクターのDr.マキシミリアン・ケルナー氏は、開発の狙いについて次のように語った。

「エレクトリックドライブの課題はバッテリーの重量をいかにオフセットするかと言うこと。BMWのiシリーズでは、カーボンファイバーを利用することで重量を相殺させた。これにより、BMWらしい軽快なドライビングを実現している。i3は、通勤車をイメージしたコンパクトなEVだが、外観からは想像できない広い居住空間と高級感が特徴。また、i8はPHVのスポーツカーであり、週末に都市から逃避するのにはうってつけの車。未来を先取りするデザインと、効率性とダイナミズムを体現したi3とi8で、BMWから新しいプレミアムを提案したい」。

また、BMW i シニアエクステリア・デザイナーのカイ・ランガー氏も続いて壇上に立ち、「i8は世界で最も進化したスポーツカー」と断言。「PHVであってもエモーショナルでダイナミックなデザインを表現したかった。語りたいことは山ほどあるが、“ストリームフロー”と呼ぶ、ボディ後端にかけての流麗なラインはi8の特徴のひとつ。iシリーズという、BMWの新しいサブブランドの開発に長年携わってきたが、チームが1つになってBWMの将来をどうデザインしていくかをテーマとして取り組んできた」(ランガー氏)。

東京シティビューでは、車両の展示だけでなく、iシリーズのテクノロジーやコンセプトを紹介するパネル展示やディスプレイを設置するなど、2014年に国内導入を予定しているという新ブランドをプロモーションした。

《北島友和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る