9月の日本製EV米国販売、日産 リーフ は4.5%減…減少幅が縮小

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日産リーフ(米国仕様)
日産リーフ(米国仕様) 全 3 枚 拡大写真

日産『リーフ』、三菱『i-MiEV』(米国名:『i』)、ホンダ『フィットEV』。この3台の日本製EVについて、9月の米国販売実績が出揃った。

これは北米日産、三菱モータースノースアメリカ、アメリカンホンダの各社が明らかにしたもの。北米日産の発表によると、9月のリーフの米国販売台数は984台。6月の535台、7月の395台から続いていた減少傾向は、8月の685台で食い止めた。そして9月は984台と、さらに回復。前年同月比は4.5%減と、8月の49.7%の大幅減に対して減少幅が縮小した。

それでも、リーフの2012年1‐9月累計米国販売は5212台で、前年同期比は27.6%の落ち込み。リーフは2012年末、米国テネシー州スマーナ工場で現地生産を開始する予定。それに合わせて初の大幅改良が施されるとの噂もあり、それに伴う買い控えの可能性も考えられる。

一方、三菱i-MiEVの9月米国実績は、6月、7月の33台、8月の37台とほぼ同じ36台。i-MiEVは現地では2012年1月にリリースされたばかりだが、2012年1-9月では累計439台を販売している。

ホンダの『フィットEV』は9月、16台を販売したのみ。これは、販売エリアがカリフォルニア州とオレゴン州の2州に限定されるためだ。7‐9月累計でも、32台の登録にとどまっている。

《森脇稔》

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