足尾銅山で植樹…マロニエオートストーリー秋開催

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前から順にフェラーリ・308GT4、トヨタ・スポーツ800、ポルシェ・911、ブリティッシュレイランド・ミニ1000バン・アルファロメオ・ジュリア1300ti
前から順にフェラーリ・308GT4、トヨタ・スポーツ800、ポルシェ・911、ブリティッシュレイランド・ミニ1000バン・アルファロメオ・ジュリア1300ti 全 12 枚 拡大写真

4回目となるマロニエオートストーリー秋が、道の駅うつのみや ろまんちっく村(栃木県宇都宮市)を起点に開催された。主催はマロニエ・オートストーリー・フォーラム。

1984年までに生産開始された国内外の公道走行可能な四輪車が参加資格を持つこのイベントに、今年は50台以上がエントリーし、会場のろまんちっく村に集合した。

エントラントのツーリングは、1回目から訪れている足尾銅山へそこでは、NPO“足尾に緑を育てる会”の協力のもと、とちのきやしらかし、ケヤキなど100本ほどを参加者全員で植林し、“クルマ”を末永く楽しむことができる環境づくりと、自動車文化を通じての社会貢献を目指した。

マロニエオートストーリー秋は、単に参加者がツーリングを楽しむだけではなく、地域との密着もテーマにしている。会場では、地元ディーラーが新車を展示してのミニモーターショーや、ジャズバンドのライブ、飲食のお店が出展し、多くの来場者でにぎわっていた。また、その会場の一角には、地元宇都宮大学のフォーミュラ・デザイナーズが自分たちで作ったフォーミュラマシンを展示するとともに、会場の一部でデモンストレーションを行い、参加者や見学者たちに、自分たちのクルマへの熱い想いを伝えていた。

今年は、これらに加え、戦前のバイクや発動機の好事家が出展し、実際にエンジンをかけたりなどのデモンストレーションを行った。まず見ることのできない、こういったデモンストレーションに、皆興味深く見入る姿が多く見られた。

最後に、主催者はたった5人でこのイベントを切り盛りしている。それにもかかわらず、非常にスムーズな運営には頭の下がる思いであった。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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