トヨタ 86 とカジキマグロの意外な関係

自動車 ビジネス 企業動向
トヨタ・86 エアロスタビライジングフィン 
トヨタ・86 エアロスタビライジングフィン  全 4 枚 拡大写真

台湾で10年待ちになるなど世界各国で人気を呼んでいるトヨタ自動車のスポーツカー『86』。その報道陣向けの試乗会が富士スピードウェイのサーキットコースで行われた。用意された『86』は走りを楽しむためにさまざまな工夫を施された3タイプ。

【画像全4枚】

なかでもユニークだったのが、エアロスタビライジングフィンと呼ばれる長さ5~20cmの流線形の物体。カジキマグロを参考にしてつくられたもので、それを車体の横に数カ所張り付けるだけで、走りが格段に良くなるというのだ。

「車を速く走らせるうえで、一番重要なのは空力を制御することなんです。そのためには車の上下だけでなく、車の横もスムーズに気流を流す必要があります。そこで、さまざまな検討を行い、その答えを海のなかに求めたのです」とチーフエンジニアの多田哲哉氏。

どの魚が一番早く泳ぐのか。それはカジキマグロだった。多田氏ら開発陣は形状を徹底的に分析、そして生まれたのがエアロスタビライジングフィンだったわけだ。

実際にフィンつけた『86』を運転してみると、確かにつけていないもの比べて大きく違った。特にカーブを曲がるときがそうで、路面にタイヤが張り付くように曲がることができ、運転がうまくなったと錯覚するほど。

「86はこれからもどんどん進化を続けていきます。そして、いろいろなタイプのものが出てくると思いますよ」と多田氏は話し、500万円を超える高級バージョンの登場も否定しなかった。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. バッテリーレスで即使用可能、マイナス40度対応の「高安全性ジャンプスターター」が登場
  2. 既販スバル車で性能向上、ハードウェアアップデート3商品の予約開始…対象は『レヴォーグ』など
  3. スバル『レヴォーグ』と『WRX』の756台でリコール …電動パワステが正常に機能しないおそれ
  4. 日産、マツダ、三菱の3社が最終赤字、トヨタなど4社減益、米関税影響2兆円超[新聞ウオッチ]
  5. 『湾岸ミッドナイト』悪魔のZ、1/18スケールモデル販売へ…大阪オートメッセ2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る