デビッド・クルサード引退「これからはトラック外のビジネスに専念」

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
デビッド・クルサード
デビッド・クルサード 全 1 枚 拡大写真

今週末のホッケンハイムでDTM最終戦が行われるのを前に、デビッド・クルサードが今季限りでモータースポーツ引退を表明した。クルサードは英国籍のスコットランド人で41歳。ここまでのレーシングキャリアでF1はマクラーレンで優勝13回、2010年からはメルセデスからDTMに参戦している。

「このウィークエンドが僕のモータースポーツ最後のレースとなる。これからはトラック外のビジネスに専念し、家族と過ごす時間を増やしたいと思っている。ノルベルト・ハウグと、メルセデス・モータースポーツが僕ににチャンスを与えてくれたことを感謝したい。それからウイングス・フォー・ライフ基金の広告スペースを分けてくれたおかげで、脊柱損傷患者のための活動がより広く認知してもらえた」

1989年にフォーミュラ・フォード1600でレースデビューしたクルサードは、その後、国内タイトルと同時にマクラーレン・オートスポーツBRDCの初代受賞者となった。後にウィリアムズF1チームのテストドライバーに抜擢された。1994年イモラのアイルトン・セナの死によってウィリアムズのシートを手に入れると、1995年ポルトガルで初優勝を挙げた。翌年のマクラーレン移籍後は12回の勝利を積み上げ、2001年はワールドチャンピオンを争い2位に終わっている。2005年にレッドブルに移籍するとチームに初のポディウムフィニッシュをもたらし、F1歴代5位のスタート246回を数えた2008年ブラジルを最後に、F1キャリアを閉じた。

F1引退後は、BBCの解説者を務める一方でDTMに参戦し、AMGとレッドブルのアンバサダーを兼任した。今回の現役レース引退後もアンバサダーの仕事は続けるという。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  5. 朝までこの恐怖に耐えられるか?…三和交通タクシーでいく心霊スポットツアー2025【夏休み】
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る