マツダの工場爆発事故、水蒸気爆発と推定…負傷社員2名は帰宅

自動車 ビジネス 国内マーケット
マツダ本社(宇品)工場
マツダ本社(宇品)工場 全 1 枚 拡大写真

マツダは10月20日、同日午前1時49分頃に発生した本社工場での爆発事故についての被害状況を明らかにした。

事故は、20日午前1時49分頃、本社工場鋳造C棟2階の電気炉付近で、溶かした鉄を運搬するための容器(直径約1m、高さ約1.5m)が倒れ、直後に爆発事故が発生した。

消防・警察のこれまでの調査によると、高温の溶かした鉄と水が接したことによる水蒸気爆発が発生したものと推定、具体的な原因については引き続き調査がされる。これまでのところ、有害物質の発生・流出は確認されておらず、また、2次被害の恐れはないとのこと。

この事故により社員3名が負傷、中等症の1名が広島市内の病院へ入院、軽症の2名は病院での治療後、帰宅。いずれも生命への影響はないとしている。

なお、鋳造C棟を除く各工場は、休日明けの10月22日より通常操業の予定。また、鋳造C棟の鋳鉄製エンジン部品は、一部の海外向け車両と産業用のエンジンに限定されることから製品供給に与える影響は極めて軽微で、当面の国内外各生産拠点での車両生産への影響はない見通し。

《》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  2. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  5. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る