トヨタ プリウスなどを一部改良…PHVとαには新グレード

自動車 ニューモデル 新型車
トヨタ・プリウス 特別仕様車 Sマイコーデ
トヨタ・プリウス 特別仕様車 Sマイコーデ 全 14 枚 拡大写真

トヨタ自動車は、『プリウス』『プリウスPHV』を一部改良するとともに、『プリウスα』に新グレードを追加したほか、プリウスに特別仕様車を設定し、プリウス、プリウスαは10月22日、プリウスPHVは11月1日に発売する。

プリウスの一部改良では、フロントコンソールトレイ内とラゲージスペースにAC100V電源を1500Wまで使用可能とするアクセサリーコンセントをオプション設定(除く「L」グレード)。これにより停電などの非常時に車両から給電できる。

同時に設定した、特別仕様車「Sマイコーデ」「Sツーリングセレクション・マイコーデ」は、「S」グレードをベースに、シートカラー、インテリア加飾、外板色、エクステリア加飾を自由に選択可能としたセミオーダーシステムを採用。このほか、スーパーUVカットガラス(フロントドア)や、クローム調加飾を施したホイールならびにサイドガーニッシュを特別装備している。

プリウスPHVでは、ビジネスユースを狙いとし装備を厳選した新グレード「L」を設定した。また一部改良では、フロントコンソールトレイ内とラゲージスペースにAC100V電源を1500Wまで使用可能とするアクセサリーコンセントと、充電ポートに差し込んでドアや窓を閉じた状態でも車外への電源供給を可能とするヴィークルパワーコネクターをセットでオプション設定(除く「L」グレード)。これにより、停電などの非常時に車両から給電できるほか、PHVならではの電池容量をいかし、アイドリングなしでも使用できる(使用時間は条件によって異なる)。

さらに、スイッチ操作の状況をセンターメーターに自動表示するタッチトレーサーディスプレイや、ステアリングヒーターを「L」グレードを除く全車に標準装備するなど、快適性を向上した。外板色は新色ボルドーマイカを含む、全9色の設定とした(「L」グレードは全4色)。

プリウスαでは、7人乗車の3列シート車に新グレード「S」「Sツーリングセレクション」「Gツーリングセレクション」を設定し、ラインアップを充実した。

あわせて、プリウス、プリウスαのウェルキャブ(メーカー完成特装車)についてもベース車と同様の改良を施している。

価格はプリウス Sマイコーデが243万円、同Sツーリングセレクション・マイコーデが263万円。プリウスPHVが305万円から420万円。プリウスαが270万円から320万円。同ウェルキャブが274万2000円から322万2000円。

《纐纈敏也@DAYS》

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