フリースケールとアルプス電気、車載用モジュールを共同開発

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フリースケール・セミコンダクタ・ジャパン(webサイト)
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フリースケール・セミコンダクタとアルプス電気は、フリースケールのアプリケーションプロセッサ「i.MX 6シリーズ」をベースとする車載インフォテイメント/テレマティクスソリューションを共同開発することを発表した。

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両社の協業により、自動車メーカーやインフォテイメント/テレマティクスアプリケーション開発者は、費用対効果に優れ、すぐに利用可能な幅広い接続ソリューションが入手可能となり、フリースケールの車載アプリケーションプロセッサを搭載した次世代システムの開発環境が整う。

フリースケールのi.MX 6プロセッサシリーズをベースとするアルプス電気のモジュールソリューションは、HD、DAB、AM/FMチューナやBluetooth/W-LANコンビネーションモジュールが、すでにサンプル提供を開始しており、2G/3G/LTEやGNSS(TM)モジュールなどが、今後さらに拡張される予定。

今日の車載インフォテイメントシステムは、独立ナビゲーション/オーディオシステムではない。車内のディスプレイにおいてスマートフォンやタブレットPC、携帯音楽プレーヤなどのコンテンツや機能をコントロールしたり、安全で便利なアクセスを実現することが強く望まれている。次世代インフォテイメントシステムでは、AM/FMチューナ、Bluetoothなど、すでに広く利用されている機能に加え、W-LAN、HD、デジタルラジオなど、幅広い機能がサポートされる。

ハードウェア設計、ドライバ開発、技術知識が高度化する中、車載機器メーカーにとって、このような接続ニーズに対応することは、大きな課題となっている。フリースケールとアルプス電気の今回の協業は、自動車メーカーや車載機器メーカーが抱える開発の複雑性、煩雑性を軽減し、市場投入時間の短縮に貢献する。

《纐纈敏也@DAYS》

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