住友電工など、独REMA社と電気自動車用充電コネクタ開発の合弁会社を設立

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欧米の自動車メーカー8社が共同開発したEVやPHV用の統一規格、コンボ式急速コネクタ
欧米の自動車メーカー8社が共同開発したEVやPHV用の統一規格、コンボ式急速コネクタ 全 2 枚 拡大写真

住友電気工業と住友電装は、充電コネクタメーカーの独REMA社と、電気自動車用充電コネクタの開発、設計等を行う合弁会社を新たに設立することで合意した。

なお、新会社の設立は、ドイツ独禁法当局の認可が得られた後、2012年11月中旬を予定している。

住友電工・住友電装は、自動車用ワイヤーハーネスのグローバルサプライヤーとして、世界32カ国で105社を展開するとともに、燃費向上に寄与するアルミハーネスやハイブリッド車用パイプハーネスなど、環境対応車向けの新製品を提供している。また、電気自動車用充電コネクタについても、既に普通充電規格及び急速充電規格「CHAdeMO」に対応した事業展開をしている。

両社は、欧米自動車メーカーが推奨している電気自動車用急速充電規格「Combined Charging System」(Combo)に対応した製品開発、市場参入についても検討。今回、Combo規格充電コネクタの開発で先行し、充電コネクタの標準化委員会等に参画するREMA社より、同社が保有する充電コネクタの基礎技術に関するノウハウを買い取るとともに、合弁で開発会社を設立することとした。

新会社は、資本金50万ユーロ(約5150万円)。出資比率は、住友電工36%、住友電装24%、REMA社40%。2012年度の売上、約60万ユーロ(約6180万円)を目指す。

《纐纈敏也@DAYS》

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