VWグループ、2012年の世界新車販売目標達成の見通しを表明
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これは10月24日、フォルクスワーゲングループの2012年1‐9月期の決算発表の場で、マルティン・ビンターコルン取締役会会長が明らかにしたもの。同会長は、「2012年の世界新車販売で、野心的な目標の達成を約束する」との見通しを示したのだ。
フォルクスワーゲングループの2012年1-9月世界新車販売は、前年同期比9.7%増の671万台。しかし、西欧(ドイツを除く)は信用不安の影響で、6%減の143万台にとどまった。
そんな中での、ビンターコルン取締役会会長の発言。同会長は、野心的な目標達成を可能にする理由として、「グループ内の12のブランドがフレッシュで魅力的な商品を投入。世界の主要市場で存在感を増しているため」とコメントした。
フォルクスワーゲングループは2018年までに、世界販売台数や収益性でトヨタ自動車を抜き、世界ナンバーワンの自動車グループになることを目指している。
《森脇稔》