ダイムラーの第3四半期決算、純利益は11.4%減

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メルセデスベンツCクラス
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ドイツの自動車大手で、高級車のメルセデスベンツを擁するダイムラーは10月24日、2012年第3四半期(7‐9月)の決算を明らかにした。

同社の発表によると、メルセデスベンツや商用車を含めたグループ全体の売上高は、286億ユーロ(約2兆9720億円)。前年同期の264億ユーロに対して、8%の伸びを示す。

また、純利益は12億0500万ユーロ(約1252億円)。前年同期の13億6000万ユーロに対して、11.4%の減益となった。

2012年第3四半期の世界新車販売台数(メルセデスベンツやスマート、商用車を含む)は、52万8600台。前年同期比は、1%増とかろうじて前年実績を上回った。このうち、主力のメルセデスベンツ乗用車は、前年同期比2%増の34万5400台。

ダイムラーのディーター・ツェッチェ会長は、「経済情勢は厳しさを増している。EBIT(税引前利払前利益)は2011年のレベルに達していないが、2012年第3四半期の結果はまずまず」とコメントしている。

《森脇稔》

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