ボルボカーズ、ベルギー工場で10%の減産へ

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ボルボ S60
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スウェーデンのボルボカーズは10月25日、2013年にかけて、ベルギーのヘント工場における生産台数を減らすと発表した。

ヘント工場では現在、『S60』、『XC60』、『C30』、新型『V40』を生産中。11月からは新型V40の派生車種、『V40クロスカントリー』の生産も開始される。

今回のヘント工場の減産の発表は、長引く欧州の信用不安によって、新車販売が落ち込んでいることを受けての対応。同工場の1時間当たりの生産台数を、59台から54台へ約10%減らす。

また、同工場では現在、およそ5200名を雇用。このうち、300名の期間従業員について、ボルボカーズは年末の契約更新を行わない方針だ。

ボルボカーズのLars Wrebo生産担当副社長は、「2011年、ボルボカーズは記録的な販売実績を残した。しかし、今は需要が減少し、生産調整が必要だ。現在の市場状況を考慮すると、自動車産業には柔軟性が求められる」と語っている。

《森脇稔》

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