ホンダ、中国などの影響で通期営業利益を1000億円下方修正

自動車 ビジネス 企業動向
東風ホンダ・シビック
東風ホンダ・シビック 全 2 枚 拡大写真

ホンダが10月29日に発表した2013年3月期の第2四半期累計(4-9月期)決算は、日本や北米の4輪車販売が好調で連結営業利益は前年同期比3.7倍の2768億円と大幅な増益になった。一方で中国の販売減などにより通期の業績予想は下方修正した。

中間期の4輪車販売は、東日本大震災の影響を受けた前年から大幅に回復し、53%増の199万5000台となった。売上高は30.7%増の4兆7071億円、純利益は2.3倍の2139億円だった。

しかし、通期予想は「中国情勢の影響や欧州、中南米での事業環境の変化による販売減」(池史彦専務執行役員)などを理由に下方修正。営業利益は前回より1000億円少ない5200億円(前期比2.2倍)、純利益は950億円少ない3750億円(77%増)に見直した。

中国の4輪販売計画は期首時点の75万台を62万台と13万台下方修正した。池専務は「日本からのKD部品の中国向け輸出の減少や、米国製アキュラブランド車の中国での販売減などにより、中国の販売での影響は、営業利益の下方修正の5分の1に当たる200億円になる」と説明した。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車内が即ネット空間に! 新型USB型Wi-Fiルーターがドライブを変える[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  3. トヨタの新型EV『アーバンクルーザー』をくまなくチェック!…詳細画像記事ベスト5 2025年上期
  4. ついに「パジェロ」の名前が日本復活!? 三菱の新型SUV、デザイン&スペックを大予想!
  5. 狭い道! 制限1.3m、通れる車がなくなった都市計画?…東京都世田谷区
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る