佐川急便、京都に3輪EV 雷駆T3 を試験導入

エコカー EV
佐川急便仕様のライク-T3
佐川急便仕様のライク-T3 全 4 枚 拡大写真

SGホールディングスグループの佐川急便は、宅配便の集荷・配達用途に3輪電気自動車(3輪EV)2台を京都で試験導入した。

今回導入した3輪EVは、光岡自動車とユアサM&Bが宅配サービス等での活用を想定し開発した新型車『雷駆T3』で、SGホールディングスグループで車両整備・新車販売・ボディ販売事業を展開するSGモータースが、集荷・配達に適した専用ボディを製造した。

試験導入するのは京都市中京区一帯。細い道路が多く、多数の商店やオフィス、住居が立ち並ぶエリアで、同社では現在、最寄りのサービスセンターから台車等で集荷・配達を行っている。3輪EVは、コンパクトで機動力があり、走行中に排気ガスを出さないため、環境面はもちろん、エリア内での効率的な集荷・配達での効果も見込んでいる。

また同社では現在ドライバー職を中心に女性従業員の登用を推進しているが、トラックの運転に抵抗がある女性への新たなアプローチにもつなげていきたいとしている。

同社では今後1年をめどに各種データを取得しつつ、効率的かつ環境負荷の少ない輸送モードの研究・開発に取り組んでいく。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る