ホンダ池専務、中間期の営業利益は「500億円程度ビハインド」

自動車 ビジネス 企業動向
ホンダ 池史彦専務(参考画像)
ホンダ 池史彦専務(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

ホンダの池史彦・取締役専務執行役員は10月29日の記者会見で、第2四半期までの連結営業利益について期首の通期予想を基にすると「大体500億円のビハインドになった」と説明した。

ホンダの第2四半期累計の営業利益は、前年同期比3.7倍の2768億円と大幅に改善している。同社は中間期の業績予想を公表していないものの、期首時点の通期営業利益予想は6200億円だった。池専務はその利益計画からは中間期時点で、おおむね500億円届かなかったと指摘した。

このうち、為替による影響が180億円、残りの300億円強は一部地域での台数減やモデルミックスの悪化によるものと分析した。為替は円ドルの変動が小幅だったものの「ブラジルやロシアなど新興諸国の通貨が総じて安かった」ことが影響したという。

4輪車販売は日本と北米を中心に大きく回復したものの、欧州などの回復ぶりが不調だった。また、ディーゼル車へのシフトが急激に進んでいるインドでは、「商品投入が来年となるため(計画比で)相当ビハインドしている」と述べた。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  3. かつてのマーチ、新型日産『マイクラ』英国発売に、SNSでは「英国は小型車の価値を知ってる」「日本でも売りゃいい」の声
  4. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る