三菱自動車の中間決算…販売不振と円高で営業利益9.9%減

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三菱・ミラージュ(参考画像)
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三菱自動車が発表した2012年9月中間期の連結決算は、売上高が前年同期比5.2%減の8599億円、営業利益が同9.9%減の308億円となった。

車種構成の変動や為替の円高影響などを受け、売上は低迷。営業利益も為替の円高影響に加え、新型車投入に伴う広告宣伝費等の販売費増加などで減益となった。

販売台数は、同8%減の47万8000台。国内販売は、主力車種の『アウトランダー』がモデル末期だったことや、軽自動車にエコカー補助金対象モデルが少なかったことが影響し、同12%減の6万3000台となった。北米も、7月に現地生産を開始した『アウトランダースポーツ』の米国での販売が前年を上回ったものの、米国市場向けモデル『エクリプス』『エクリプススパイダー』『エンデバー』の生産終了などが影響し、同29%減の4万3000台となった。欧州・ロシアは同23%減の9万台、アジア及びその他は同5%増の28万2000台だった。

経常利益は前年同期に計上した91億円の為替差損がなくなったことなどから、同36.0%増の316億円、また当期利益については、投資有価証券の売却益を特別利益として計上したことなどにより、同183.9%増の300億円となった。

《纐纈敏也@DAYS》

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