フォードモーターの第3四半期決算、1.1%の減益

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フォードモーターの米国本社(参考画像)
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米国の自動車大手、フォードモーターは10月30日、2012年第3四半期(7‐9月)の決算を公表した。

同社の発表によると、売上高は321億ドル(約2兆5545億円)。前年同期の331億ドルに対して、3%のマイナスだ。

また純利益は、16億3100万ドル(約1298億円)。前年同期の16億4900万ドルに対して、1.1%の減益。これで、3四半期連続での減益となった。

減益となった大きな理由が、欧州事業の不振。2012年第3四半期のフォードモーターの欧州新車販売は、29万5000台。前年同期比は17.4%減と落ち込んだ。第3四半期の欧州事業は、4億6800万ドル(約372億円)の赤字を計上。赤字幅は前年同期の3億0600万ドルから拡大する。

その一方、北米事業は営業利益が前年同期比50%増の23億2800万ドル(約1852億円)と過去最高。フォードモーターのアラン・ムラリー社長兼CEOは、「欧州では厳しい環境にあるが、欧州事業の抜本的な改革で収益性を引き上げる」とコメントしている。

《森脇稔》

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