総務省、「パーソナルデータの利用・流通に関する研究会」を開催

自動車 ニューモデル 新型車
「パーソナルデータの利用・流通に関する研究会」構成員名簿
「パーソナルデータの利用・流通に関する研究会」構成員名簿 全 2 枚 拡大写真

 総務省は30日、プライバシー保護等に配慮したパーソナルデータ(個人に関する情報)のネットワーク上での利用・流通の促進に向けた方策について検討するため、「パーソナルデータの利用・流通に関する研究会」を開催することを決定した。

 ビッグデータがネットワークを通じ流通するようになり、新ビジネスの創出、国民の利便性の増大、より安心安全な社会の実現などが期待される一方、個人に関する大量の情報が集積・利用されることによる個人情報・プライバシー等についての不安も生じている。海外では、EUでデータ保護規則案の提案、米国でプライバシー権利章典の公表がなされるなど活発な議論が行われている。このような時代背景を踏まえ、今回総務省では研究会の開催を決定したとしている。

 研究会では、適切な流通に向け、「パーソナルデータの取扱いについての基本的な考え方」「具体的な取扱いの在り方」「安心安全なパーソナルデータの取扱いの確保に向けた方策」などを検討する。11月1日に第1回会合を開催し、2013年7月を目途に一定の取りまとめを行う予定だ。

 構成員は、糸井雅晴(日本アイ・ビー・エムGTS事業セキュリティ・サービス事業部理事)、岩下直行(日立製作所スマート情報システム統括本部担当本部長)、岡村久道(国立情報学研究所客員教授・弁護士)、奥屋滋(日本電気キャリアサービス事業本部副事業本部長)、菊池公男(富士通経営戦略室新規ビジネス開発室シニアディレクター)など22名とオブザーバー1名(敬称略)。

《冨岡晶@RBB TODAY》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.7mでコンクリートブロック付き、道幅は5mあるけど?…東京都板橋区
  2. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  3. 【レンジローバー ヴェラール 新型試乗】ああ、紛うことなくレンジローバーだ…島崎七生人
  4. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る