ヤマハ発動機、次世代型交通システムの実証実験にパス20台を提供

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多治見市で使用される電動バイク「EC-03」と電動アシスト自転車「PAS」
多治見市で使用される電動バイク「EC-03」と電動アシスト自転車「PAS」 全 2 枚 拡大写真

ヤマハ発動機は、電動アシスト自転車『パス』20台を、岐阜県多治見市で11月1日から開始される「多治見市電動アシスト自転車・電動バイク モニター実証実験」に提供した。

同実証実験は、通勤・通学時のマイカー使用に係わる温室効果ガス排出を抑制するため、クリーンエネルギー車両の普及促進を目指すもの。主な取り組みとしては、JR駅(多治見駅、小泉駅、根本駅、姫駅、古虎渓駅)を利用する市民や観光客を対象に電動アシスト自転車と電動バイクをモニターとして貸出し、その実践をベースに貸出方法の確立および普及に向けた課題を抽出する。

多治見市では、低炭素社会づくりを促進するための手段として、次世代型交通システムの誘導を図っており、その一つが昨年度JR古虎渓駅にて開始した「多治見市電動バイク等貸出事業」。同社の電動バイク『EC-03』をモニターとして貸出し、ゼロエミッションな乗り物の普及の足がかりを探るだけでなく、太陽光発電システムによる充電施設を駅前に設置した。

今年度は、利用駅を拡大する他、電動バイクに加え電動アシスト自転車も含めクリーンエネルギー車両の台数を増やすなど、活動規模を広げ、低炭素型交通手段の普及促進を目指していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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