10月の日産米国新車販売、3.2%減…2か月連続の前年割れ

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日産・アルティマ(ニューヨークモーターショー12)
日産・アルティマ(ニューヨークモーターショー12) 全 6 枚 拡大写真

日産自動車の米国法人、北米日産は11月1日、10月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は7万9685台。前年同月比は3.2%減と、2か月連続で前年実績を割り込んだ。

日産ブランドは、前年同月比6%減の7万0928台と、2か月連続のマイナス。乗用車系では、主力車種の『アルティマ』が2万4623台を販売。前年同月比は12.8%増と、5か月連続で増加した。一方、『ヴァーサ』は6.5%減の8311台と引き続き減少。『マキシマ』は、4.1%増の4361台と回復した。

ライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、小型SUVの『ローグ』が8436台にとどまり、前年同月比は15.9%減と後退。新型に切り替わったSUVの『パスファインダー』は、前年同月比46.9%増の3043台と支持を集める。

インフィニティブランドは、前年同月比27.6%増の8757台とプラスを維持。しかし、主力の『Gセダン』(日本名:日産『スカイライン』)は、前年同月比8.9%減の2720台と引き続き減少。5月に発売した新型クロスオーバーの『JX』は2084台と、引き続き良好な立ち上がりを示す。

日産の2012年1-10月米国新車販売は、前年同期比9.4%増の85万0816台。9-10月の販売は前年実績を割り込んだものの、通年ではプラスを維持している。

《森脇稔》

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