アウディの米国法人、アウディオブアメリカは11月1日、10月の米国新車販売の結果をまとめた。総販売台数は、9月としては過去最高の1万1708台。前年同月比は14.5%増と、22か月連続で前年実績を上回った。
10月の最量販車は、9月に続いて『A4』シリーズ。10月は2740台を販売し、前年同月比は4.9%増と5か月連続の前年実績超えだ。『A5』シリーズは、6.2%減の1308台と後退。エントリーモデルの『A3』シリーズも、59.7%増の658台と、2か月連続で前年実績を上回る。
一方、主力SUVの『Q5』は再び減少。10月は2424台を販売し、前年同月比は7.1%減と2か月ぶりのマイナスとなった。大幅に伸びたのは、『Q7』と新型『A6』。Q7は前年同月比42.5%増の1012台、A6は36.6%増の1620台を販売した。最上級サルーンの『A8』も、54.7%増の591台と伸びた。
アウディの2012年1 -10月米国新車販売は、前年同期比18.1%増の11万2402台。アウディオブアメリカのマーク・デル・ロッソCOOは、「高級車の顧客は、アウディの新世代車に高い関心を寄せている」とコメントしている。