日立建機グループ会社、対人地雷除去機の累計受注が100台を突破

自動車 ビジネス 企業動向
山梨日立建機、対人地雷除去機
山梨日立建機、対人地雷除去機 全 2 枚 拡大写真

日立建機は、グループ会社である山梨日立建機がモザンビークから1台、アンゴラから20台の対人地雷除去機を受注したと発表した。

これで人道的支援を目的とした対人地雷除去機の累計台数は、100台を突破し107台となり、世界のトップを達成する見込み。

山梨日立建機は、2000年に対人地雷除去機の第1号機をカンボジアに納入したのを皮切りに、これまでアフガニスタン、ベトナムなど世界9カ国に86台を納入した。これらの機材は1台ごとに納入国の土壌や植生、地雷埋設状況を調査し、その土地に適した特別仕様機を開発、納入している。

カンボジアに納入した第1号機は、現在も現役機として活躍しており、カンボジアでは合計39台が稼働している。モザンビークでは既に1台、アンゴラでは12台の山梨日立建機製対人地雷除去機が稼働している。

両国とも現地の地雷除去活動を急進的に進めるための機材を増強している。既に納入した機材の耐久性、性能、効率性、耐爆性が優れていることや、これまで一人も対爆時の被害が出ていない安全性が高く評価され、今回追加受注した。

両国の21台の受注のうち、モザンビークはODA(政府開発援助)資金によるもので、アンゴラについては地雷除去活動を担う政府機関INADからの受注。さらにアンゴラのウアンボ州にあるINAD整備センターからは、納入機以外の機材と資材も受注した。

両国への機材は2013年中に納入する予定。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  3. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る