【2012 Japan IT Week 秋】スマホで使えるゼンリン住宅地図、3キャリアすべてでサービスイン

自動車 ビジネス 企業動向
「ZNET TOWN(ゼットネット タウン)mobile」など、ゼンリン住宅地図ネット配信サービスについてのデモを行ったゼンリンのブース
「ZNET TOWN(ゼットネット タウン)mobile」など、ゼンリン住宅地図ネット配信サービスについてのデモを行ったゼンリンのブース 全 12 枚 拡大写真

住宅地図の最大手ゼンリンは、千葉市・幕張メッセで10月24日~26日まで「2012 Japan IT Week 秋」内で開催された「スマートフォン&モバイルEXPO」に出展。「ZNET TOWN(ゼットネット タウン)mobile」など、ゼンリン住宅地図ネット配信サービスについてのデモを行った。

「ZNET TOWN mobile」は、これまで同社が蓄積てきたデータベースを、導入したその日からモバイル端末で簡単・スピーディーに閲覧できるサービス。スマホでも直感的に使えるインターフェイスを実現できており、マルチタッチ操作で地図の拡大縮小やスクロールもスムーズに行えるのを特徴としている。また、会場では提供先のWebアプリケーションに組み込む「ZNET TOWN(ゼットネット タウン)mobileAPI」も紹介された。

これらは主としてシステム全体で導入する企業向けツールとして開発されたものだが、一般ユーザーが使えそうなアプリとして興味深かったのはスマートフォン版「ゼンリン住宅地図・配送パック」および「同・建設パック」。こちらも主として配送業や建設業などビジネス向けアプリではあるが、月額2100円で利用でき、一般ユーザーでも利用できる。

「宅配パック」は、GPS機能と連動して現在地から半径500メートル以内の会社名や表札情報を検索でき、近い順に最大5件までを地図上に表示可能。1件ごとに詳細情報がチェック可能な「周辺表札検索機能」も利用できる。

「建設パック」では建設現場の資材置場や重機車両の停車場所などに関する正確な位置情報を共有できるのが最大の特徴。最大5個までの位置を地図上に指定してメールで送信でき、会員はアプリの地図上で、非会員は同社が用意した道路地図上で確認できる。

「ZNET TOWN mobile」と同様、いずれもスマートフォンならではの直感的な使いやすさが特徴。地図のスクロールや拡大/縮小、検索はフリーワードや住所一覧から探せ、建物のテナント情報やお気に入り地点の確認などがでできる。ただし、ルート案内は行えず、カーナビアプリ等との連携にも非対応。

ドコモ向けには10月1日よりすでに配信が始まっており、KDDI(au)およびソフトバンクモバイル向けには11月の開始を予定する。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  2. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る