ポルシェの米国法人、ポルシェカーズノースアメリカは11月1日、10月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は3211台。前年同月比は9月の26%増を上回り、41.5%増と大きく伸びた。
モデル別では、2013年モデルとして新型に切り替わった『ボクスター』が、『ケイマン』と合計で457台を売り上げた。この台数は、前年実績の2.5倍。新型を含めた『911』シリーズも590台を販売し、前年同月比は33.8%増と好調だ。
また、SUVの『カイエン』は10月、1697台を販売。前年同月比は64.5%の大幅増で、3か月連続で前年実績を上回る。一方、『パナメーラ』は467台にとどまり、前年同月比は23.6%減とマイナスに転じた。
ポルシェの2012年1-10月米国新車販売は、前年同期比13%増の2万8226台。ポルシェカーズノースアメリカのDetlev von Platen社長兼CEOは、「最新ラインナップに対する市場の反応はいい。とくに新型ボクスターは、再びセグメントのベストセラー車に返り咲いた」と語っている。