【デトロイトモーターショー13】マセラティ クアトロポルテ 新型、ワールドプレミアへ

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新型マセラティ クアトロポルテ
新型マセラティ クアトロポルテ 全 6 枚 拡大写真

イタリアの高級車メーカー、マセラティは11月6日、新型『クアトロポルテ』の概要を明らかにした。実車は2013年1月、米国で開催されるデトロイトモーターショー13でワールドプレミアされる。

クアトロポルテは、1963年に初代が誕生という伝統のモデル。2004年にデビューした現行モデルは5世代目で、メルセデスベンツ『Sクラス』やBMW『7シリーズ』、アウディ『A8』、ジャガー『XJ』などのハイエンドサルーンと競合する。

新型のコンセプトは、「ハイパフォーマンス・スポーツラグジュアリーサルーン」。そのフォルムはクラシックマセラティの要素を織り込みつつ、最新のデザイン言語を反映させたもの。マセラティは、「最高のイタリアンデザイン」と説明する。

ボディサイズは現行型に対して、若干大型化。詳しいサイズは明らかになっていないが、現行型は全長5110×全幅1895×全高1420mm、ホイールベース3065mm。全長が5mを超える堂々のボディサイズは、新型にも受け継がれた。

パワートレインは、親会社のフェラーリと共同開発した新世代ユニットを搭載。その詳細は現時点では公表されていないが、V8ガソリンエンジンで、フェラーリのマラネロ本社工場で組み立てられる。ちなみに、現行クアトロポルテの4.7リットルV8は、フェラーリ『F430』用がベース。

マセラティは2015年までに、世界販売台数を年間5万台へ引き上げる計画。マセラティのハラルド・ウェスターCEOは、「我々は2つのニューセグメントを含めて、3種類の新型車を投入する。新型クアトロポルテが、その序章だ」とコメントしている。

《森脇稔》

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