キャデラックのスポーツセダン、ATS …他ブランドからの乗り換えが7割

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キャデラックATS
キャデラックATS 全 3 枚 拡大写真

GMの高級車ブランド、キャデラックが2012年9月、米国市場で発売した新型スポーツセダン、『ATS』。同車を購入した顧客の大半が、他ブランドからの代替であることが分かった。

これは11月1日、キャデラックが明らかにしたもの。同ブランドによると、ATSに乗り換えた顧客の7割は、初めてキャデラックに乗るユーザーだという。

キャデラックATSは、BMW『3シリーズ』、メルセデスベンツ『Cクラス』、アウディ『A4』など、ドイツ車をライバル視して開発された小型スポーツセダン。主力の「2.0T」グレードは、直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンターボを搭載。最大出力270ps、最大トルク36kgmを引き出す。最大トルクは、1500-5800rpmの幅広い領域で発生し続ける特性だ。

キャデラックによると、ATSの2.0Tは同等排気量の欧州競合車の中で、最もパワフル。0‐100km/h加速は5.9秒の実力だ。近い将来、日本市場への導入も決定している。

米国でのキャデラックATSの販売実績は、9月が611台、フル1か月間の販売となった10月が1266台と、まずまずの立ち上がり。GMの米国キャデラック営業担当、チェイス・ホーキンス副社長は「新型ATSがキャデラックブランドに、新たな顧客を呼び込んだ」とコメントしている。

《森脇稔》

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