トヨタ iQ、米国でリコール…助手席シートセンサーに不具合

自動車 テクノロジー 安全
サイオンiQ(日本名:トヨタiQ)
サイオンiQ(日本名:トヨタiQ) 全 3 枚 拡大写真

トヨタ自動車の超コンパクトカー、『iQ』。米国では、若者向けのサイオンブランドから投入された同車が、リコール(回収・無償修理)を実施する。

これは11月7日、トヨタの米国法人、米国トヨタ販売が発表したもの。2012年モデルと一部2013年モデルのサイオンiQに関して、米当局にリコールを届け出たのだ。

今回のリコールは、「OCS」と呼ばれる助手席シートセンサーの不具合によるもの。助手席に乗った乗員の体重を検知し、大人か子どもかを判断して、エアバッグやシートベルトテンショナーの作動を制御するシステムだ。これに不具合があり、事故の際、本来の安全効果が発揮できない恐れがあるという。

リコールの対象となるのは、約1万1200台。現時点では、この不具合による事故や負傷者は報告されていない。米国トヨタ販売は、「今回のリコールは米国市場向けだけが対象」と説明しており、日本などで販売されたiQはリコールに該当しない。

《森脇稔》

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