全体相場は5日続落。
米国株安、円高が嫌気され、輸出関連株をはじめ幅広い銘柄に売りが先行。欧州、米国経済の先行きに対する警戒感が市場の重しとなり、週末控えで手控えムードが強く、終日マイナス圏での動きとなった。
平均株価は前日比79円55銭安の8757円60銭と続落。10月16日以来約3週間ぶりに8800円台を割り込んだ。
自動車株は高安まちまち。
日産自動車が1円高の698円と小反発。
いすゞ、日野自動車、富士重工が続伸。
ダイハツ工業が9円高の1373円と反発。
一方、トヨタ自動車が15円安の3140円、ホンダが7円安の2388円と続落。
スズキ、三菱自動車もさえない。
インドネシアの10月新車販売台数が前年同月比22.6%増の10万5853台と過去最高を記録。トヨタ、ダイハツ工業、スズキ、ホンダが軒並み販売台数を増やしたが、市場では無視された格好。
トラック用フレーム大手のプレス工業が44円安の311円と急落。いすゞ、日野自動車の好決算から期待先行の買いが入ったが、この日の決算で通期営業利益予想を115億円から82億円に下方修正したことで失望売りに押された。
こうした中、マツダが105円で変わらず。