脱法ハーブ吸引で酩酊、追突事故を起こした男を危険運転容疑で逮捕

自動車 社会 社会

10月中旬に愛知県名古屋市中村区内で発生した車両同士の追突事故について、愛知県警は7日、追突側のクルマを運転していた31歳の男が運転直前に脱法ハーブを吸引し、これが原因で事故が起きたと判断。危険運転致傷容疑で男を逮捕した。

愛知県警・中村署によると、問題の事故は2012年10月17日の午後4時35分ごろ発生している。名古屋市中村区亀島付近の県道(片側2車線の直線区間)で、信号待ちをしていた乗用車に対し、後ろから進行してきた別の乗用車が追突。双方のクルマは小破し、被追突側のクルマを運転していた46歳の男性が頚部打撲などの軽傷を負った。

追突側のクルマを運転していた東海市内に在住する31歳の男は酩酊状態で、通報を受けて駆けつけた警官の質問にも答えられないような状態だった。車内を捜索したところ、大麻よりも幻覚作用の強い粉末状の脱法ハーブを発見した。

警察では男がこれを運転前に吸引していたと判断。事故当時は薬物摂取による酩酊状態の際中であり、正常に運転できる状態ではなかったと判断し、7日に男を危険運転致傷容疑で逮捕している。

調べに対して男は事故を起こしたことは大筋で認めているものの、「ハーブによる影響ではない」として、容疑の一部を否認しているようだ。愛知県では同様の幻覚作用が大麻より強い脱法ハーブ摂取後の運転で死亡事故も発生しており、男を厳しく追及。購入ルートの解明も進める方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  2. 世界最高級ピックアップトラック誕生!? トヨタ『センチュリーピックアップ』の可能性
  3. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  4. 日産 リーフ 新型を発表、第3世代は航続600km超のクロスオーバーEV
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る